2013年5月28日火曜日

米国ミシガン州立大学での新生活


年初め(終わり?)に書いてからすでに5か月も更新できずにいました。ご存じの方も多いと思いますが、4月1日から米国ミシガン州立大学にて海外特別研究員として2年間滞在することになりました。お近くにお寄りの際は是非お声をおかけください。

新生活とはいえ、昨年の10月から2月中旬まで滞在していたこともあり、2月の帰国直前にアパートの契約をしてから帰国できたので、突然何も知らないところに渡航することに比べれば簡単なスタートだったのだと思います。しかし、始めの1か月は個人的にはいっぱいいっぱいでした。5月初めに中国でワークショップをしたのですが、初めて5日間一人でteachingする、ということで精神的に結構圧迫されてました。終わってみれば、そんなに気を負う必要がなかったのだと気づくのですが、直前まではそういう風には考えることができませんでした。何事も経験が必要ですね。

1月末に補欠合格の知らせを受けてからは、特別研究員の辞退、DS2019の発行手続き、ビザの申請、学会、札幌から実家への引っ越し、渡米、中国でのワークショップ、友人宅からアパートへの引っ越し(契約開始が5月中旬だったため)と、立て続けにバタバタしていました。ビザなどの申請については結構危険なスケジュールでしたので、別にまとめれれば、と思っています。あと、ツイッターは諸事情により今は中断しています。このままやめるかもしれないし、突然復活するかもしれませんが、今のところは未定です。

そういえば、4月1日にこちらの空港についてメールをチェックしたところ、D論の3章目が無事受理されたお知らせを受けました。投稿から15か月だったので、とてもうれしかったです。また、初めての米国雑誌なので、米国滞在を歓迎されているような気がして(勘違い?)うれしかったです。現在、まだpreprintですが、online firstになったら再度お知らせします。

こちらではセメスターは終了し、もうすでに夏休みが始まっているのですが、私の研究計画はまだぶらついている感じが否めず(いつものこと)、結構不安です。ラボのメンバーはもうすぐ皆フィールドやヨーロッパへと旅立ってしまうので、それまでにある程度安定させられれば、と思っています。6月末にはコスタリカで行われるATBCの50周年大会で口頭発表をする予定です。中米は初めてなので、楽しみです。

とりあえず、当面の目標は、車の免許の取得と研究計画をしっかりさせることですね。



写真は中国最大の植物園 Xishuangbanna Tropical Botanical Garden (XTBG) で行ったTree Architecture Workshopのグループ写真です。5月8‐12日