2010年2月22日月曜日

Anne Frank

たとえ読んだことがなくても、誰もが一度は聞いたことがある世界的ベストセラー”アンネの日記”。いまや55カ国語で出版されている。私は小学6年生の時に読んだ。正直な話、すごく感銘を受けたにも関わらず、14年も経って内容はうっすらとしか覚えていなかった。オランダに来れるとわかった時、一番訪れたいと思っていた場所がアンネの隠れ家であった。今日、そこを訪れ、今一度、14年前に感じたのと同じ感銘を受けた。

1942年6月12日13歳の誕生日プレゼントに日記をもらったアンネは、日記にキティーと名づけ、1944年8月4日にドイツ警察が隠れ家に踏み込み強制収容所に連れて行かれるまで、彼女の思いを綴った。結局隠れ家にいた8人のユダヤ人のうち戦後生き残ったのはアンネの父親オットーだけだった。彼は亡き娘アンネの日記を世に送り出したのである。わずか15歳の少女が書いた日記が世にもたらした影響ははかり知れない。

「未来を築くためには、過去を知らねばならない」 (Otto Frank, 1967)

別にユダヤ人迫害に限ったことではない。どんな未来を築くにせよ、過去を知ることは重要なのである。過去を知ることで、自分の今いる場所を知ることができる。そして、進むべき未来は自ずから見えてくるはずである。

Rembrandt, Vermeer and Vincent van Gogh

日曜日は朝から美術館めぐり。はじめにゴッホを見に行こうと思ったのに、寝坊したため、ホテルから近い方の国立美術館へ先に行くことに(100 mくらいしか違わないけど)。年間パスを購入し、中へ。美術品やオランダの歴史に関わるものをみて、二階に行って、びっくり。実は昨年Pieterが来日した際にお土産をいろいろと貰いその中にレンブラント絵葉書があったけど、ふーん、というかんじだった(Pieterごめんね)。でも、全然違った。すげー、と開いた口がふさがらなかった。特に"The stone bridge"は完全に私のつぼにはまった。いつでも見れるところに置いておきたいと思った。フェルメールは光と影の描写が絶妙だった。青色がすごくきれいで、これはどちらかというと美術館で見たい作品。

その後、ゴッホ美術館へ移動。ひまわりや自画像とかは美術の教科書でみたくらいで、実はあんまり得意ではなかった。ピカソもピカソ展(上野)ではどちらかというと若いころの作品の方が好きだと感じた。ゴッホもピカソと同様、彼の人生の中で描き方が大きく変化する(みんなそうか?)。見た率直な感想は、私の好きな作品とそうでない作品がきれいに分かれた、ということ。というのも、どす黒い人間の心の葛藤のようなものがすごく感じ取られる作品と、自然の美しさを表した作品の両方があるように感じたから。どちらかというと私は後者の方が好き。この両極端な作品が同一人物によるのは、まさに彼が両方の面を持っていたからなんだと思う(勝手な解釈)。単に人間らしかっただけなのかもしれないけど。どちらにせよ、行けてよかった。機会があれば、いくらでも行きたい。

2010年2月18日木曜日

Dutch Food in Lourens's house

月曜日に突然Lourensから夕飯に誘われ、彼の家にお邪魔しました。Marielosがオリエンタルフードでもてなそうと考えていたそうですが、Lourensの提案により、初Dutch foodをごちそうになりました。どうも、Kitajima Kaoruさんと仲が良いらしく、親日家であることが判明。フランカに鶴をいっぱい作せられました。9時前くらいにHenderikがドイツから訪ねてきて、お酒を少々頂きました。大変楽しかったです。

student presentation

今週はblogをさぼってしまった。なぜなら論文原稿にやられていたから。
今日は新しくPhDになったPeterのstudent presentationが15時からありました。ここのゼミのすごいところは発表は20分と制限されており、”3分前”、”もうオーバーしてるから早く終わらせて”と発表者に知らせていたFrankがいつもの笑顔と打って変って怖かったことと言ったら、わたしは固まっていました。それほど時間内に発表を終わらせるのは重要なのです。その後は10分弱のdiscussionタイム。みんながすごい勢いで質問していきます。それが終わるとpresentation自体の評価タイム。このスライドがわからないだの、20分の発表に内容を詰め込み過ぎだの、指摘されていました。私はというと、早い英語についていけず。発表内容は全部理解できたのに。。。こんな状態で3月25日にほんとに20分で自分の発表ができるんだろうか。

2010年2月14日日曜日

旧正月

明日2月14日は中国のお正月なので、今日はイブ、大みそかです。週末はベルナルドとジュリアナはベルギーへ旅行に行っているので、家主のLiさんと二人きりです。二人いないとかなり静か。夕飯は、Liさんが腕をふるって中華を作ってくれました!!ワイン飲みながら、おしゃべりして、2時間dinnerしました。



インターナショナル

やっと2週目が終わろうとしています。今週中にみんなに送るはずだった原稿修正は、金曜日のdiscussionの結果、日曜までに、ということになりました。週末頑張ります。

金曜日に8時まで仕
事をしてる人はうちの研究室にはいません。気がついたら、誰もいなくなってました。誰にもHave a good weekendと言えなかった。

肌が切れそうな寒さの中ちゃりで帰ると、家には明かりが。この明かりってすごくうれしい。同居人のイタリア人ベルナルドとその彼女ジュリアナ(2週間だけ遊びにきてる)と飲みに行く約束をしていたのですが、急きょベルナルドの友人ドイツ人のstudent flatのパーティ―に行くことになりました。が、待っても、連絡来ず。お腹がすいたとだだをこねていると、じゃあ、パスタでも作ろうか、ジュリアナがカルボナーラを作ってくれました。しかもイタリアからわざわざ持ってきたチーズを使って。とてもおいしかったです。



結局、student flatに着いたのは、10時半くらい。全部で30人近くの留学生が集まってました。このstudent flatが25日で取り壊されるらしく、
来週から留学生の大移動が始まるので、その直前パーティーだったらしいです。最初は仲間に入れず、ジュリアナたちと話してましたが、お酒がウォッカに変わるころには、食堂もデーブルとイスが端に寄せられ、ダンスホール化。もうみんなCRAZYなかんじで、とても楽しかったです。金曜日はこんなふうに過ごすのがいいかもしれない、とふと思いました。

2010年2月12日金曜日

コーヒータイム

学会も終わり、昨日と今日は研究室で作業です。ここでは、10時30分、15時30分にコーヒータイム、12時30分にランチという規則のようなものがあり、あんまり忙しくなくてみんなで食べたいor飲みたいなぁ、と思い立った人が、"coffee, coffee", or "Lunch, Lunch"と叫びながら、みんなの部屋のドアを叩いていきます。んで、時間のある人はcoffee roomに集まるという仕組みです。
何より素晴らしいのはどこにでもネスカフェの機械が置いてあるので、コーヒー、紅茶、チョコレート、エスプレッソ、カプチーノ飲み放題。ボタン一つで10秒で入れてくれます。手軽さから最近カフェインの取り過ぎで危険です。
ここのところ、8時から8時半には登校するようにしているのですが、屋上に行き、あたり一面見渡しながら飲むカプチーノにはまってます(さぶいけど)。

2010年2月11日木曜日

オランダ生態学会

2月9、10日はオランダの生態学会でした。九州くらいの大きさしかない国なので、生態学会も小さめです。10の大学と2の研究機関からエコロジストが参加。

午前中は主にシンポジウム、といっても選択肢はなく、日本の生態学会でいう、宮地賞授賞式のように全員がそこに集まっています。講演者は国内の研究者とその共同研究をしている海外からのお客さんが二人続けて40分ずつ話をする。それが二日なので計4人。一日目は環境変動の話でどう予測するのか、というトピックを中心に話が進み、二日目はfunctional group diversityとエコシステムサービスのつながりに注目していました。すごくスケールの大きな話ですが、生態学者としてbiodiversityとは何なのか、どこに価値があるのかを知っていてほしいという今回の主催者の意図に沿ったとてもよい発表でした。

午後からは口頭発表。PhDを取り終わりそうな学生かプロジェクトリーダーのような人が発表者なので、15分の発表なのに内容が濃い。専門外の発表を聞いていても最新の教科書を読んでいるみたいですごく面白い。内容については後日。community ecologyのセッションをどの発表も面白く、Hubbellと共同研究している人の中立仮説の発展バージョンは特に面白かったです。

二日目は午前のシンポを聞いて、Lourensが帰るといったので、車で一緒に帰ってきました。そのあと、論文書きをしようと思ったのに疲れきって寝てしまいました(汗)


2010年2月9日火曜日

論文書き

共著者から返信がきた。なんともやさしく、なんとも気を使ってくれているのがひしひしわかるメールだった。自分の経験談に加え、自分が長いこと論文を返せずにいたことを謝ってくれた。忙しいことは私が一番よく知っているのに。自分の小ささを改めて思い知った。もっと自分の立ち位置を知り、周りの人にどれだけ助けられているかを理解する必要があると思った一日でした。あまりにも固くなりすぎていた自分がいたように思います。

オランダに来て、毎日いろんなことを学びます。まだ1週間ちょっとだけれども、ほんとに来てよかった。

2010年2月8日月曜日

論文書き

昨夜ブログに書き込み、一晩たって、少し落ち着きました。
昨夜は完全にやられてたみたいです。向こうは親切心でしてくれていることなんだから、自分を見失わないように、自分のスタイルを保ちつつ上手くやっていかなければならないですね。この辺の感情のコントロールができていないのが私の問題点でしょう。目標はself-controlです。論文書きは自分の知識不足と論理の立て方がなっていないから駄目なんだと思う。だから共著者にも理解してもらえないし、忙しい中で時間を割いても途中で放り出してしまいたくなるのでしょう。共著者すら理解できない論文を他の研究者が理解できるわけがない。今日Frankとdiscussionしていて、自分のわかっていない部分がわかったような気がする。この部分をふまえて修正したい。

2010年2月7日日曜日

マーケット

ワーゲニンゲンでは土曜日に中心の教会のまわりに市場がでて、日曜日にはほとんどのお店が閉まるらしいです。よって、今日は市場に行ってきました。部屋を借りてる家のオーナーと一緒にいきました。

まずは、インドネシア食材店TOKOに行き、日本米を購入。豆腐とかも売っていて、ここで買い物すれば、かなり自分の料理ができると思う。

次にオーナーさん行きつけのアンティーク屋さんに。昨夜、新しい絵をみて、心底日本に持って帰りたい衝動にかられたわけですが、このアンティーク屋さんは置いてあるものがすごくいいだけでなく、見せ方をこだわっていると思います。だから、よけい欲しくなる。小物は2ユーロくらいから置いてあるので、一時帰国まで毎週末通って、いいものを見つけたいですね。

その後、市場へ。教会周辺で、Laurens家族とPutzさんと偶然会った。狭すぎだろ、この街。ということで、そのあと、魚やさん、果物やさん、花屋さん、と周り買い物しました。タラとマンゴーとベコニアを購入。魚は結構高い(夕飯で食べたら新鮮だった)。マンゴーは5つで3ユーロだから安い。ベコニアは破格!!凄くきれいなものが2.5ユーロ!!日本だったら最低でも3000円はしそうなやつなのに。もうチューリップとかも市場にならんでました。これから春に向って、研究室の机まわりを花で埋めよう計画を始めます

オランダのお休み

今日はオランダに来て初めての休息日です。大学に行って仕事をしてもいいのですが、実は大学のカードを頼むのを忘れていて、金曜日に話をしたら、月曜日に事務に行ってそれから二日かかる、と言われました。気づいたときに言っておけば、今週末には間に合ったかもしれませんね。

こちらでは、週末はほぼ完全にお休みです。大学の職員はどうも週4日の勤務らしい。ので、みんな金曜日か月曜日に休みをとってて、三連休にしています。私は普通に週5日はフルで行こうと思ってます。土日は完全休息日と半休息日の両方でいく予定です。先週は時差ボケもあったので、8時には家を出て、19時前には帰っていました。この感じの生活が続けられれば、と思っています。

2010年2月6日土曜日

初週末

月曜日の夕方にオランダに着き、怒涛のように週末になったように思う。
途中で生きることに一生懸命でブログを開けなくなってしまった。
2日(火):修士のゼミ、Lourensと打ち合わせ、歌の練習、初スーパー
3日(水):
Lourensと打ち合わせ、PhD defense、パーティー
4日(木):ユトレヒト大でミニシンポ、飲み会、帰ってきて日本人飲み会、ちゃりをゲット
5日(金):Frankと研究の話、Putzさんと研究の話、論文修正、スーパー、ホストのおねえさんと飲み
という風に一週間が終わったけど、よく考えてみると2日以外は毎日飲んでる。
日本にいるときと変わらないどころかひどくなってる?

2010年2月4日木曜日

PhD defense

なぜD論発表会のことをPhD defenseというのかと昨日考えていたけれども、今日の公聴会を聞いて、その名の通りだと思いました。質疑応答だけで一時間。すばらしい公聴会でした。まさにハリーポッターの世界。カルチャーショックをぬぐいきれないと同時に、やはり私が来年の3月に学位を取得できるのか不安でしょうがなくなりました。
公聴会の後はLarsの家に全員集合でパーティでした。初Sterckでしたが、面白い人でした。また、研究室のみんなに3か月いるのなら最初と最後に発表しないとね、と笑顔で言われました。はい。がんばります!!

2010年2月3日水曜日

ワーゲニンゲン大学2日目

今日は8時に登校。メールチェックをしてると9時過ぎにはLaurensが登場。discussionを12時までたっぷり話をして、ここで何をやるか、の方針が固まりました。あとLiberiaに関するお話も。お昼を食べてから、指摘された解析結果の計算のやり直しをしていると、別の仕事が降ってきた。やるかどうか、迷ってるとLaurensが部屋まで来た。やってみないか、との申し出に、やったことがないから不安だと迷ってると、向かいからいつかやんなきゃいけないんだから、今やりなさい、との神の声が。はい。やります。この決断力のなさが駄目なんだと思ったけど、すごく勉強になるのは確かなので、やると決まったからには全力でやらせていただきます。こっちにいるあいだにできるだけスキルアップさせていただきます。

初めてのお買いもの

スーパーで適当に買ってサンドイッチでも作らないとお昼ごはんがなくなることを今日知りました。というか、昨日の夜に着いたから、普通に夕飯、朝食はどう頑張ってもなかったんだけど。機内で配られてたパンをキープしてたので何とかなりましたが、昼まではもちませんでした。そして、パン食が続いたので、米が食べたい。

大学からでるとなぜか雨。結構土砂降り。でも、みんな誰も傘さしてない。とりあえず、折りたたみを開くが意味をなさないぐらい降ってる。てか、今朝は雪だったのに。どうして。そのまま、Liさんに教えてもらったスーパーへ行ってきました。ついた頃には戦意喪失。でも、食わなければやっていけない。さらなる追い打ちは、すべてがオランダ語で全く理解できない。とりあえず適当にサラダとサンドイッチが作れそうな材料を。あと、米。タイ米とインド米しかない。てか、どっちもほとんど一緒なのに。とりあえずインド米を購入。砂肝を発見し、うれしくてかごに入れてしまった。誰か適当にうまいものを教えてくれ!!

ワーゲニンゲン大学初日

昨日は20時には眠すぎて布団に入ったのですが、2時間おきくらいに目が覚め、4時には完全に起きてました。キッチンへ行くと家主のLiさんはすでに起きて仕事をしてた。さすが、中国人。

驚いたのは8時くらいでもまだ薄暗いこと。8時に家を出てプラプラと景色を見ながら大学へ。30分もかからずに大学に到着。ビルを間違えるというミスをしましたが、無事にLumenビルに到着。ここは生態関連のグループが入っているらしく。全体がガラス張りで各棟の間は温室のような半中庭が広がっています。すげーかっこいい。でも、構造が複雑で、早速Poorterさんの部屋がわからず、中庭をぐるぐるしました。そしたら、見えてたらしく、走ってきてくれました。若っ!いくつなんだろう。PhD studentでも全然通ります。

9時からMasterの学生の研究計画ゼミ。質問込でたった一時間なのにすばらしい発表でした。しかも英語だし。内容はとある熱帯林の1つの樹種について花粉制限が密度依存的な影響を受けているかを検証するものでした。何より研究計画の発表の仕方が素晴らしく、それに加え、他のMaster生の質問が的確。私も含めうちの研究室のドクターの誰もここまではできないのではないかと思う。すげー反省。ただ、いまいちまだ絞り切れていない部分はありましたが、研究計画なので、その辺は今から絞っていきますとのことでした。

そのあとにLourensとdiscussion. でも、途中でFrankと話したいとのことで中断し、そのあとにGeovanaとのdiscussionが入り、お昼に。お昼には明日のD論発表会の後のPartyでみんなで歌を歌うらしく、その練習。なんと2時までやってました。そのあとはD論発表会の主役Lars Markesteijnの登場で、やっぱりdiscussionできなかった。LarsのD論をいただいたのですが、8章構成で、タイトルは"Drought tolerance of tropical tree species"。さらっと読ませてもらいましたが、正直、朝のMaster生の研究計画はやっぱりmasterで、これがD論だという格の違いが表れていました。あたしが今やってるのは確実にMasterレベルだな。さぁ、どうしようかな!!



2010年2月2日火曜日

オランダ初日

土日に怒涛のように準備を終わらせ、ついにオランダに向けて旅立ちました。
札幌-成田-アムステルダム-ワーゲニンゲンと、朝6時すぎに家をでて、ワーゲニンゲンの家に着いたのは18時でした。ん?あんまり時間かかってない?いやいや、時差がありますから、時差が。日本時間では夜中の2時過ぎですね。ほぼ一日かけての移動でした。あー眠い。

成田―アムステルダム間

機内食(昼):どっかの有名な洋食店とのコラボのデミグラスハンバーグらしい。味は普通。機内食ではおいしい方かも。
飲み物:ビール2、白ワイン1、お茶等

映画:カールスじいさんの空飛ぶ家(星三つ)、 山桜(星三つ)、Music & Lyrics(ありがち)、かいじゅうたちのいるところ(面白くなくて、途中放棄)

アムステルダム空港

JALを降りた日本人たちの英語のできなさに入管の人たちが呆れて大変なことになっていた。後ろに並んでいる日本人から英語ができる人を募り通訳させてた。せめてパスポートと帰りのチケットを見せること、何泊するか、旅の目的くらいは言えて欲しいですね。大学生なんだから(絶対サッカーをやりそうな風貌の高校生は大丈夫だったのに。留学中なのかしら?)。←英語が不安な年配の方々は観光ガイドがいるので大丈夫。私が手助けした女の人は英語がしゃべれてたのに、帰りのチケットを見せる仕組みを理解できなく(Eチケットでいいんだけど、チケットって言われるとちゃんとしたチケットを想像しちゃうんだよね)、もめてたみたいでした。日本人全体がしゃべれないと思いこみが強くなったことで、彼女にちゃんと説明しなかったんだな、と思いました。かわいそうに。

ATM探し:知らない空港なので結構時間がかかった。北欧系の美しいお姉さんが教えてくれた。
電車のチケットカウンター探し:これも見つからない
。ホームにはチケットがなくても行けてしまうので、このまま無賃乗車すると多額の罰金がかかるとガイドブックに書いてあったので、フラフラと探して、またもやどこかのフライトアテンダントお姉さんに尋ねる。ぐるっと回って反対側にあった。

電車のホーム:チケットは買えた。ホームに来たはいいけど、電車があっているかを確かめたい。チケット売り場のやさしいお姉さんによると、「ホーム3、14.10ユーロ、直行快速」、という情報だった。発車時刻は16時2?分のはず。その辺にいたおじちゃんに聞くと、どうも旅行者だったようで、ドイツから来たからわからないと言われ、そこのでかい二人はオランダ人っぽいから聞いたらと言われ、話しかけようとしたところで移動してしまったので、どーしよ
ーかなってフラフラしてたら、さっきのドイツのおじちゃんが後ろのお姉さんたちに聞いてくれた。「次の電車はede-Wageningenにはいかないよ。ちょっと見せて。この紙に書いてあるじゃん。TIJD v16.29 a17.32。これは、出発時刻と到着時刻なのよ。」と流ちょうな英語で教えていただきました。TIJDって時間なのか。

電車内:「世界の車窓から」生体験。美しい。美しすぎる。休みの日には電車で旅行することを心に誓いました。

家に到着。家が暗い。つまり、誰もいない。入れないじゃん!!
待つこと10分。家主帰宅。ほっとした。中に入ると、すげー家。これで家賃330Eなの。ずっとここに住みたい。