2010年1月30日土曜日

あと2日

昨夜は自分企画の飲み会(送別会)でした。修論の忙しい時期でも来てくれるM2は最高ですね。ちょうどいい感じの人数で、お酒もおいしいものが、そして魚は何とサクラマスの塩窯焼き。いままでで一番おいしかったです。今度からは刺身だけでなく、焼き物もあらかじめ頼んでおいた方がよさそうですね。次回は生態学若手研究会の前夜に行く予定なので、一か月後が楽しみです。










さて、現実に戻ると、オランダ準備が進んでいない、というか、やってない。土日にやろうと思っていたのですが、今朝は起きたら13時でした(汗)。夕方から大学に来て引っ越し準備。自分の荷物をすべて片す。もう22時。さぁ、帰ってオランダに持っていくスーツケースを詰め始めなければ。

2010年1月29日金曜日

あと3日

最近の札幌は寒暖の差が激しい。肌を刺すような劇寒い日が来たと思うと次の日には雪が解け雨が降ったりしている。今朝は暖→寒に変ったときだった。昨日解けた雪はつるつるに凍り、歩きにくい。びっくりしたのが、ヤクルトのおばちゃん。やっぱりちゃりに乗っている。いや、乗れずに引いている。でもふらついて歩行者の方へ。北大周辺の多くの人に言いたいことは、凍結した路面上をちゃりで走ることの意義はなにかということです。冬タイヤをはいてるならまだしも、引いてでもふらつくような自転車ならば乗るのはやめてください。こけてケガをするのが自分自身ならば自己責任かもしれない。でも、周りを巻き込む危険性は果てしなく高いでしょうに。


2010年1月28日木曜日

死亡率

10年のスパンをとった死亡率の計算が終わった。モデルは簡単なまま。ファイルはmortality20100128に保存。パラメータ間の相関が見えた。だが、この結果は、、、、(汗)。解釈はそのままだろうな。

あと4日

すっかり失念していたが、オランダでは研究発表をやる機会が何回かある。スライドをつくりはじめなきゃ。

昼過ぎにやっとで学振から証明書が届いた。これで必要な7種類の書類がすべてそろったので、Wageningen大学の事務にメールで送った。と、同時にまた自動返信が来た。この事務の人っていつもofficeにいないのね。すごいお偉い人で出張ばかりいってるのかな。

そういえば今回の海外派遣はなんと国内航空費がでないらしい。意味がわからないし、すごく腑に落ちないけど規則は規則なので、旅行会社に見積書と領収書を国内線を別にして再度発行してもらった。だいたい全部まとめての格安航空券なんだから別々にするのがどうかと思う。遠足は家に帰るまでが遠足なのに。しかも、見積書は捺印が必要らしい。色々わがままを聞いてくれたちょーやさしい旅行会社J*Bさんは明日わざわざ研究室まで原本を持ってきてくれるそうです。大変助かります。明日書類を全部送ったら本当に事務処理がすべて終わってくれるとこを祈ってます。

死亡率

昨晩の計算は7時間5分23秒かかっていた。結果はmortality20100127fileに。全個体を対象にしたとはいえ(約13万本)、たった1期間データ(2000-2005)でパラの一番少ないモデルでも7時間もかかるのにびっくり。死亡率だけでなく、成長率とか樹形パラも一緒に計算するとおそろしいことになるはず。うーむ。そういえば、昨日ボスに5年間のデータじゃなくて10年間の死亡率も見とけって言われたんだった。回しておこう。




2010年1月27日水曜日

死亡率

昨夜、referenceのチェックが終わって家路についたのは1時でした。
そのあと、論文を見直しはじめ寝たのは3時。しかも、朝は起きれず、午前中が。。。効率の悪さが露見してます。

午後からは、論文の見直しとそれに続く次回作思案。思い立って正月明けに計算してた死亡率の結果をいじくってみた。おぉっ!!見事にどのパラにも相関がない。。。だめじゃん。てか、サイズと死亡率は線形じゃないし。モデルを改良しないと死亡率の種間変異でみたい部分の違いが見れさそう。でも、なんとなく、帰る前にサンプルサイズを全個体130000本くらいに増やして回してみた。明日の朝結果をみよう(こういうのを電気の無駄づかいというのかもしれない)。U字の死亡率を計算してる論文をあたらないといけないですね。成長に関してもとりあえずサイズ依存を線形で入れてる。理由は一番パラが少ないし、シンプルが好きだから。でも、ボス曰く、「ちゃんと考えてね」。はい。そのとおりです。ない脳みそを頑張って働かせます。でも、数学苦手なんです。

D論発表会2

今日は環境科学院のD論発表会。興味のあるエンレイソウ繁殖様式の話と講座の先輩Nさんの発表会に行ってきました。
生態遺伝のKさんの発表をちゃんと聞くのは初めてでしたが、一昨日のMさんと同様研究スキームがはっきりしていて大変興味深く聞かせていただきました。質疑応答もすばらしく、私は一年後あの場所に立てるのか不安になりました。
対 象のオオバナノエンレイソウは両性花をもち、種内に自殖(和合)と他殖(不和合)の集団が存在する。一般的に植物では自殖の方が有利であることが多いのだ が(花粉制限を受けないとか、集団内の近交弱勢が浄化されていくとか、系統学的支持によるとかいう理由で)、調べてみると、自殖の有利性は見られず、逆に 他殖の方が進化的に有利であった、という話でした。他殖→自殖ではなく、自殖→他殖と進化する直接的な要因は分りませんが(私が理解してないだけ?)、聞 いてて面白かったです。
そのあとは先輩Nさん。予備審で聞いたことがあるため、内容はよく知っていましたが、いつ見てもこの方のデータ量には圧巻です。

毎年D論発表会の時期はマレーシアにいたので、久し振りに面白い発表を聞けて満足です。そろそろわたしも本格的なスキームを詳細に決めなければ、、、、

2010年1月26日火曜日

あと6日

今日は論文投稿準備。ベクトル画像データに変換作業、referenceのチェック、cover letter書き。長かった。この二年間。でも、パソコンにめっきり弱い私はベクトルデータが一体どんなものか、というところからお勉強。まだ時間はかかりそう(泣)。eps形式に変換してwordに挿入。ほんとにこれでいいのだろうか。。。

reference整理中に怖気づいた。まだ駄目だ。。。もうちょっと論理を整理しなければ。ボスの一言がいつもに増してすばらしい。
「頭を煮詰めずに、整理して、クールにね。」


2010年1月25日月曜日

D論発表会1-2

夜はMさんの打ち上げに参加。ちょっと遅れていったら席が空いてなく、なんと主賓+主査+副査の席に座りました。関係者とはほど遠いのに厚かましくてすいません。でも、気になっていたこと全部聞けました。

-藻類食者については、緯度と種数との関係は見られなかったけれども、密度とは関係していた。だから、多様性と撹乱のパタンは単峰形を示すとのこと。
-ベイジアンネットワークはパス解析をベイズでやる方法らしい。Rのパッケージであるが、Gaussianしかできない。でも、自分でプログラムを書けば階層ベイズでもなんでも追加可能らしい。結構面白そうね。
-緯度ではなくて、降水量で持っていくアプローチはなんかうまくいかないらしい(by 主査さま)


その後は、群集生態学のアツイお話を聞かせていただきました。大変勉強になりました。ありがとうございます。Mさん、今後のご活躍期待しております。

そ の後の二次会では、中川演習林のNさんとちりちりと大変楽しい哲学話をしました。奥が深い。Nさんが「スッタニパータ」を8回読んで悟りを開いたら、また お話を聞きたいです。「幸せとはなにか」に関してはまだまだ探していかなければならない疑問の一つですね。二次会の最中によくわからない人から電話が残っ てて不気味に思っていたのですが、他の場所で別に二次会してたメンバーからだったようで、残念。

D論発表会1

MさんのD論発表会の内容は河川底生動物の群集の多様性が緯度勾配に沿ってどのようなパタンになっているのか、ということと、そのメカニズムについてでした。
緯度→降水量→群集密度の増加→多様性、というパタンで多様性があるらしい。
次 に、撹乱(降水量)が個体数密度と多様性と関係があることを示し、その関係がギルド間で異なることに注目。ギルドは捕食者、藻類食者、腐植食者の3つ。ベ イジアンネットワークという手法を用いて、緯度と各ギルド間の関係を解析した。解析するときに各ギルドに対する影響として質的影響(密度)と量的影響(種 数)を考慮。このあとに各ギルド間の相互作用の効果を示したスキームで結果を示したが、いまいち腑に落ちない点があった。腑に落ちた点から説明すると、腐 植食者は他のギルドに関係なく緯度パタンを示す。捕食者は腐植食者からのギルド間相互作用なしでは緯度パタンを示さず、捕食者の緯度パタンは腐植食者のボ トムアップ効果によってもたらされる。で、腑に落ちなかったのは、藻類植者に関して。さらっと進んでしまったので、私の見間違えかもしれないが、スキーム では正の関係があったと言ってたように思う。でも、その前のスライドでみた散布図では正の関係はなかったはず。これは、ベイジアンネットワークを用いると 普通の回帰分析と異なる結果になるということなんだろうか?(あとで飲み会で聞いてみよう)。どちらにしても藻類食者の群集における役割がいまいち分から なかった(明らかに私が無知であることが大いに依存しているが)。最後に、この多様性と撹乱の関係性が群集レベルでの密度依存的な競争の有無によって変化 することを示して、先行する理論研究との検証の結果は先行研究にぴったり当てはまるものではなく、「優占種は撹乱によって変化しないが、希少種が撹乱に よって変化した結果、多様性と撹乱のパタンが単峰形を示す」、と結論付けていた。発展としては、これは河川生態系だけでなく、他の生態系にもいえるのでは ないか、ということと共に、ちっちゃなスケールのものを積み重ねていくことで全体のパタンがわかるのではないか的なことで締めくくってました。

全 体の感想としては、とてもよくできたD論だなぁ、と思いました。もちろん発表内容も手法もうまかった。聞いてておもしろかったし、何をしたいのかすごくよ くわかった。質問でも出ていましたが、緯度勾配に着目する必要性はいまいちわからないと思いました。撹乱と降水量の話ですすめて、最後にこの高水量が緯度 勾配に沿っていることから、マクロスケールへの発展を促してもいいのでは、と感じました。たぶんD論で発表したのは、蓄積データの一番マクロな部分だか ら、今後はもっと細かい話が論文ででてくるのだろうと期待です。

あと7日

今日も入れてあと出発まで7日です。
木曜日の深夜に送られてきた7つ書類だせメールの送り主が明日にはofficeに戻ってくるはずなので、午前中は書類作成にいそしんでます。

午後は15:00から他の研究室の先輩MさんのD論発表会。Mさんに出会ったのはかれこれ5年くらい前でしょうか。もともと若く見える顔とはいえ、Mさんかわらな過ぎ!!何はともあれ、学位取得おめでとうございます(まだか?)。

2010年1月24日日曜日

ひきこもり

今日は少しでも大学に行こうと思っていたのですが、ひきこもりに決定しました。というのも、夕方、スーツケースが届く予定なので(言い訳)。

家事をしながら、たまりにたまったメール処理を。家さがしが昨夜決まったのでよかったのですが、同時進行で連絡をとっていた方々にお詫びメールを、そしてなぜか寝ている間に何人かが新しい部屋についてのメールをくれていたので、その返信を。あとは、出発までに終わらせなければならないことをじりじりと進める。来週はD論発表会の週なので、発表会と飲み会であんまり時間が取れない可能性が高いため、取りこぼしがないようにしなければ。。。

今日はWageningen大学で有機農業を専門としている日本人修士学生さんである”みけさん”とメールにてお知り合いになれました。彼女のブログはとても面白く、向こうに行くのが決まってから何度となく読ませていただき、参考にさせてもらいました。向こうでも何人かは日本人がいるようです。お料理会(通称 居酒屋)もたまにあるようで、次回は声をかけてくださるそうです。うれしい(泣)!!

blogを作ってみました

これまでWikiに日記をつけていましたが、東北大の友人Tの勧めでblogに登録してみました。どうぞ、よろしくお願いします。